前回のCC Storyでは、FUKKOKUプロジェクトを立ち上げた山脇さんにインタビューをしました!

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今回は、Create Clairがこのプロジェクトに込める思いや、プロジェクトの実際の流れ、Create Clairの考えるサステナブルについてお話ししたいと思います。

◆まず、FUKKOKUとは……?

デニムブランドITONAMIが立ち上げたデニム回収プロジェクト。ただ回収するのではなく、みんなで回収してみんなで使うことを目指したもの。

「復刻」「服刻」
役目を終えた服たちが刻まれ、再び服となる。そしてまた、私たちが想いを刻んでいく。

◆実際の流れ

❶6月30日迄に、着古して今はもう着なくなったデニムをCreate Clairに寄付いただく

❷Create Clairオリジナルトートをプレゼント!

❸プロジェクトで1000本集まったら、皆さんから頂いたデニムを綿にして→糸にして→生地にして、その生地を使用したデニムアイテムを来年1月頃のコレクションで販売!

※お手数ですが、Create Clairの事務所へお持ち込み、またはご送付をお願いします。
※ご協力いただける方は、詳細をご案内しますので、@createclair にdm、または公式LINEへメッセージをお願いいたします🤲
※トートバッグはアーカイブ生地を使用して作成いたしますので、サンプル写真とは異なる場合がございます。
 

◆Create Clairの取り組み

今回、サステナブルがキーワードになってくるかなと思うんですが、SDGsとかサステナブルっていうワードってここ2年くらいで、すごく世の中に浸透してきたのかなって感じています。

もちろんそれはすごく大切なことで、ひとりひとりの力が大きなものになっていくと思うのですが、一過性の流行りみたいに終わってほしくないなと思っています。

なのでCreate Clairとしても、すごく背伸びして今すごく頑張る!というよりは、これからずっと続けていける、それが当たり前になっていけるような等身大のサステナブルを目指してきました。

まだまだ規模が小さいのですが、キャンディーマスクの取り組み、生地をアップサイクルした定番商品の販売、全ての商品の売上一部を寄付などに取り組んできました。
これから、もっとCreate Clairを着てくれるお客さまと一緒になにか取り組めるようなことがしたいなと考えていたとき、FUKKOKUプロジェクトを知り、本当にビビビッ!ときました。笑

役目を終えた服たちが刻まれ、再び服となる。
“メイドインわたしたち”がコンセプトのこの企画ですが、リメイクではなくて、今まで実際に自分たちが愛用した思い入れのあるデニムが、糸となり、新しいデニムとして生まれ変わるっていうところにとってもワクワクしていて、私たちCreate Clairの考えるサステナブルの理想だと思い、今回すぐにコラボをお願いしました!

なので、今回Create ClairではFUKKOKUの回収拠点として登録させていただいて、集まったデニムたちを糸にして新しいデニムを販売して、そしていずれ定番にしていけたらいいなと思っています!

◆Create Clairの考えるサステナブル

ファッションにおけるサステナブルは、まだまだオーガニックやリサイクルだけをイメージされがちな気がするんです。
でも、生地をオーガニックにしても、リサイクル生地を使っても、着心地があまり良くなかったり、すぐに飽きられて捨てられてしまったら……?

わたしたちCreate Clairの考えるサステナブルは、ありきたりに聞こえてしまうかもしれないですが、未来でも愛していただけるものをつくることだと思っています。
その過程では、職人さんたちとこだわりをもって、1点1点を大切に生産し、過剰に生産しないこと。
そして、それが未来に繋がるように、生産者、消費者を含め、未来に続いていくサイクルをつくることが使命だと考えています。

◆FUKKOKUプロジェクトに込めた想い

最近思うのが、サステナブル=オーガニックとか、=リサイクル、っていうそこが先行しがちで、それを打ち出したプロダクトを買うことで終わってしまっている気もするんです。もちろん、そういったプロダクトを購入することで繋がっていくのだけれど、もっと私たちになにができるのか、まずは知って、考えることが、サステナブルへの第一歩なのかなと思います。

今回のFUKKOKUプロジェクトがきっかけになったら嬉しく思います。

Create Clair クリエイトクレイル
澤田 真奈美 @mnm.03cc
 
◆Official HP https://createclair.com/
◆Instagram @createclair